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学術活動
名古屋市立大学歯科口腔外科は、口腔外科学分野の基礎研究および臨床研究を精力的に実施しています。その成果を学会や学術雑誌などで公表しています。
第78回NPO法人日本口腔科学会学術集会
2024年7月21日
「口腔癌患者の放射線治療中における口腔粘膜炎重症度に関するオルニチン配合食品の有効性について」
口腔癌に対する放射線治療は、治療中の食事に大変な痛みを伴う場合が多いです。このような患者さんの苦痛を少しでも軽減できる治療法を考えていきたいと思います。
2024年7月21日
「Cowden syndrome に随伴した口腔内病変の病理学的検討」
Cowden症候群という希な症例を歯科口腔外科および病理組織学的の観点から発表をしました。Cowden症候群は、口腔内に症状が出現するため歯科口腔外科においても重要な疾患の一つです。座長の先生からの指摘と質問がとても勉強になりました。
2024年7月20日
「口腔内装置による閉塞性睡眠時無呼吸症改善に伴う体位変換数の変化」
4年間の研究を通して、睡眠時無呼吸症候群の病態解明と治療法を学ぶことができました。特に検査法の進歩やスクリーニング法の開発、口腔内装置の治療効果について耳鼻咽喉科の先生方と協力して研究ができたことが良い経験でした。今後も、この分野の研究が一層進展し、患者さんの QOL 向上につながることを期待しています。
第49回公益社団法人日本口腔外科学会中部支部学術集会
2024年6月22日
経鼻気管挿管時のチューブによる鼻翼部の発赤・褥瘡予防に関する研究
(中間報告)
経鼻気管挿管は口腔外科に多用される方法です。より、副作用の少ない挿管法としてさらに改善ができたらよいと思っております。まだ、中間発表の段階ですが、さらに研究を進めていきます。
一般社団法人第48回日本頭頸部癌学会
2024年6月21日
「広範囲下顎区域切除後にプレートおよび軟組織皮弁による即時再建を行った3例」
この発表で実施した即時再建法が患者さんの負担を減すことができると考えています。今後はこの発表で指摘されたことを積極的に取り入れ、さらに良い治療法を追求しています。
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